天然木は水分の変化により変形したり傷んだり、日焼け等で変色したり、ものをあてたりこすったりすれば傷がつきます。
天然の木なので、これらは当然ある事象ですので、ご留意頂ければと思います。
天然木の取扱いには、上記の通り水分に気を付ける等注意点もあります。
自然素材の良さを知って、安心して使っていただくための必要事柄をまとめました。
尚、施工上のご不明点などございましたら、お問合せください。
商品について
- 弊社取り扱いの壁材は、基本的に受注生産品です。発注前に、担当営業までご相談いただき、納期をご確認ください。
- ホームページやカタログの商品写真と実物では色調が異なる場合があります。
- また、受注生産品のため、カットサンプルは有料の場合があります。担当営業までご相談ください。
なお、カットサンプルは商品の一部を切り取った物ですので、商品全体の特徴が反映できない場合があります。 - ホームページの表示価格は、税抜き、送料別、工事費別です。
- 商品改良や経済情勢により、予告無く仕様、価格を変更する事があります。
- 全ての商品の施工後の返品は受け付けかねます。(返品・キャンセル等は販売規約ページをご確認下さい。)
天然木の特性について
- 天然木は、湿気により膨張・収縮を繰り返します。
- 天然木は、畳と同じく日光で変色します。これは、天然素材ならではの特性です。
弊社取扱いフローリング材の日焼け実験のページもご参考になさってください。
施工上の注意点
- 施工は、施工説明書に従ってください。
- 天然木は、湿度による影響で膨張・収縮します。施工前に環境に慣らす為1週間の仮置きを行い、現場環境に慣らせてください。
- 弊社の壁材は、内装用です。外装には使用しないでください。
- 天然木は、色、柄等バラツキがあります。施工前仮並べをしてバランス良く貼り込んでください。
- 施工に使用する接着剤は、ウレタン系、エポキシ系の接着剤を使用して下さい。
- 水性ボンドは反り、変形の原因となりますので、絶対に使用しないで下さい。
- 養生テープは、絶対に壁材に直に貼らないで下さい。
使用上の注意事項
- 湿気のたまりやすい場所や、窓からの雨の吹込みや結露も、カビやシミ、傷みの原因となります。
- 壁面に硬いものを当てたりこすったりすると、傷がつくことがあります。
- 天然木は紫外線などを吸収して変色します。変色を防ぎたい場合、カーテン等でさえぎってできるだけ直射日光を避けて下さい。
- 壁面にエアコンやヒーター等、暖房機器の熱が直接当たると、目隙や割れを起こすことがあります。
お手入れ・メンテナンス
- 日頃のお手入れははたきでほこりを落とす程度で十分です。
- 無塗装品やオイル塗装品は、ささくれなどができてしまっていたら適宜サンドペーパー等で削ってください。※突板材は表面は1mm以下の薄い材のため、削らないでください。
- 化学ぞうきんを使用する場合、水濡れ箇所には絶対に使用しないでください。使用後も壁面にあたるような形で放置しないでください。壁材が変色する可能性があります。
- 天然木を使用した壁材は、ウレタン塗装であっても水気を嫌いますので、水分を多く含んだ状態の雑巾等での水拭きは絶対にしないで下さい。
水気を含んで木が膨らむのでたわみや傷み、水分によるシミやカビ、腐食、また無塗装であれば毛羽立ちの原因になります。
- ウレタン塗装品は耐水性に優れたウレタン塗装で表面を保護していますが、長時間濡れたり湿気の高い状態にするとシミや汚れの原因となりますので、水分は速やかに拭き取って下さい。
- オイル塗装品や無塗装品は耐水塗膜が無いためウレタン塗装品よりも汚れや水分に注意して下さい。
- 壁は床のように常に触れたり擦れたりするものではないので、床ほど傷みません。そのため、ウレタン塗装品もオイル塗装品も、追加でワックスやオイルを塗る必要はありません。